潤沢な顧客データの使い道が、企業の命運を握る
2004年に設立来、堅調な成長を続ける株式会社ブレインパッド。
同社は、豊富なノウハウと最新の技術に裏付けられたコンサルティングサービス、IT、分析アウトソーシングを融合させたトータルサービスを提供することを目的に、データマイニングと最適化技術(数理計画)ベンダー出身の分析プロフェッショナルと、日本のインターネットの黎明期よりネットビジネスに関わり、増加するトラフィックとそのデータの活用に腐心してきたメンバーとが中心になって創立された。。設立から急成長を遂げ、2011年9月には東証マザーズに上場している。
顧客と商品の組合せの種類が膨大な数に上るマーケティング用途での最適化計算の利用は、米国でも一部の先進事例が始まっているというレベルの新しい潮流であり、この技術とネット関連企業での経験を組み合わせることで、ネットにおける最適なマーケティングプランを分析に基づいて立案するという、オンリーワンのサービスが誕生した。
蓄積された膨大なデータの中から、分析を通じて必要な情報を引き出す技術は、「ただのデータ」を「ビジネスに役立つインテリジェンス」とするために必須な過程である。特に近年、インターネットの常時接続化や広帯域化、携帯電話をはじめとした接続端末の多様化を背景に、生活者と企業との間にはダイレクトなコミュニケーションが急増した。
これは、企業内に顧客データや各種トランザクションデータが大量に蓄積され、今後も増大の一途を辿っていくことを意味する。こうした潤沢なデータを正しく活用できれば、企業は自社の顧客である生活者をしっかりと捉まえることが出来、ダイレクトな関係を活かして、自社の進むべき方向性を明確にし、更なる発展を遂げることが可能になる。今や、自社に眠っている大量のデータを、いかに活かせるかが、企業の命運を変える、と言っても過言ではない。
ブレインパッドは、そのような大量のデータの山から必要な情報を掘り出す、データマイニングのプロフェッショナルである。
巨大なマーケットにおける、オンリーワン
実際に企業がデータマイニングを導入するには、高価なソフトウェアの購入と経験豊富で業務に精通した優秀な分析官の採用が前提となり、効果に対してコストが大きく先行することになる。一方で、データマイニングに特化した、豊富なノウハウをもつアウトソーサーも、ほとんど見当たらない。むしろ、膨大な顧客データと実際の顧客像は、距離を広めていく一方なのだ。創業者の草野社長は、その「距離」に巨大なマーケットを見出した。
さらに、同社の強みは、技術力やデータ解析力だけではない。いわゆる調査会社と違い、同社はあくまでコンサルティングの立場を取る。データを分析・解析するだけではなく、その結果を踏まえた最適な戦略を提案し、時にはその実行まで請け負うこともある。顧客企業にとって、データマイニングは手段であって目的ではない。同社はあくまで顧客の視点でデータマイニングを捉え、顧客が得る「成果」にフォーカス、必ず「(成長に)貢献する」というスタンスでビジネスに臨んでいる。
創業からの想いと第二創業期の決意
当社は創業7年目を迎え、「創業期」として仲間を募ってきたステージを終え、今の人的資産をベースに本格的な事業創造を行う「成長期」へと突入する。ただし経営環境を考えると、これからの7年は生き残りをかけて葛藤した「創業期」以上に過酷で難しい舵取りが必要になる事が予想され、上場したからと言って安直に「成長(期)」という言葉から想像されるものとは全く違うものになるだろう。
この先行きの見えない困難な日本の状況での挑戦という意味では、「第二創業」という表現が適切かもしれない。ベンチャー企業にとって、変化は機会である。私たちは80人を超える「仲間」という最大の資産と当該事業分野での先駆者としてのトラックレコードを持って、この巨大なビジネスチャンスに「第二創業期」として臨んでいく。当然、大きなチャンスには、大きな挑戦が必要である。そんな大きな挑戦のため、まだ見ぬ景色のために険しき道を進むことを厭わない、「変化と成長を楽しむ」ことができる仲間を募りたい。